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花丸 園内研究会~やってみたいが学びの芽🌱~

リズム表現の園内研究会をしました。一昨日宮川幼稚園での研究会に参加し、文部科学省からの「やってみたいが学びの芽」について学んできた先生たちは、今日の研究会をその視点でやってみることにしました。

言われたことをするのではなく、子どもたちの「やってみたい!」という自発的な活動としての遊びこそが、生きる力の基盤となります。保育の中で子どもたちの自ら「やってみたい!」という姿(=学びの芽)を参加している先生たちが見つけるのです。さあ見つかったでしょうか…。

いちご組は、「みつばちハニー」というお話で遊んでいます。

クモになりきって糸を張ったり獲物を狙ったりする子どもたち。同じ表現はありません。それぞれ自分なりのクモを表現しています。(🌱)そこにチョウがやってきて、クモの巣に引っかかってしまいます。それに気づいたミツバチのハニーちゃん。「どうしよう」という先生の投げかけに一生懸命考えたり、言葉で説明したり、やってみたりします。(🌱)

すみれ組は、遊び始める前からカエルになって待っているやる気満々の子どもたち(🌱)そして、雷様になって思い切り雷を鳴らしたり(🌱)カエルになって友達と息を合わせて(これはなかなか難しいのですが)綱引きをしたりする様子(🌱)…どちらのクラスもたくさんの「やってみたい!=学びの芽🌱」が見つかりました。

事後研究会でも「Aちゃんが、顔まで雷様になって表現していた」「Bちゃんのあれほどなりきった姿は初めて見た」など、それぞれの先生たちが見つけた「やってみたい!」を出し合いながら、子どもたちについて話し合いました。もちろん、「昨日、実際にあった雷の話を入れたことで、かえってお話の世界に入れなくなった」とか「もっとこうしたら、子どもたちの思いが途切れなかったのでは」など、先生の進め方、子どもの認め方などについても、たくさんの意見がでました。

これからも、色々な場面で、子どもたちの「やってみたい!=学びの芽🌱」を見つけていきたいと思います。