震災の集い
今日は阪神淡路大震災から29年目の日です。
たくさんの犠牲者の方のご冥福をお祈りし、
改めて自分や周りの人の命の大切さを感じるための
震災の集いをしました。
最初は、地震の避難訓練をしました。
好きな遊びやウサギの当番等、園内のあちらこちらにいるときの
避難訓練でした。
放送を聞いて、揺れが収まるまで安全なところで待って、
園庭に避難してきました。
避難の後、子どもたちに困ったことを尋ねると、
園内とはいえ「ここにいて大丈夫かな」と
迷った場所があったようです。
近くに大人の人がいればいいですが、
いないときには、自分でここは大丈夫か考えることも必要かもしれません。
ご家庭で、いざという時にどこなら安全なのか
相談をしておくといいですね。
その後、近くの保育園から子どもたちと先生が避難にやって来られました。
小さい子どもたちもみんな防災頭巾をかぶって来ていました。
安全に備えることは大切ですね。
それから、震災の集いとして、阪神淡路大震災を経験した先生から
話を聞きました。ご自分だけでなく、ご家族の話もしてくださいました。
温かいご飯が食べられなかったこと、お風呂に入るために遠くに行ったこと、
学校に行けなかった不安や建物がたくさん壊れたこと、
知っている人が亡くなった悲しい思いなどを話されているのを
子どもたちが真剣に聞いていました。
12時に合わせて、黙とうをし、
降園時には保護者の皆さんと黙とうをしました。
朝にはさむへちゃもしました。
昨日より早起きした人や用意が早かった人が増えてきました。
朝の会は園庭で。
明日も元気に来てくださいね。