スマイルアイさんとの会

今日はスマイルアイさんが来てくださり、

子どもたちに視覚障がいの方のお話をしてくださいました。

最初に白杖や点字ブロックのお話でした。

「どんなところにあるかな?」の問いかけに、

道、駅、止まるところなど子どもたちは

つぶやいていました。

そして、点字のお話では、

ふりかけやジャムの瓶など様々なものに点で字が書いてあることを紹介していただいた後、

実際に点字を書く様子も見せていただきました。

絵本や国旗の本にも書いてありました。

子どもたちも様々なものに書いてある点字を

触らせていただきました。

 

それから、

転がしボールのキャッチ。

アイマスクをして、音だけを頼りに

受け止めるのは「難しかった」と

代表の子どもたちは話していました。

 

「夢をかなえてドラえもん」の曲を演奏してくださいました。

どんどん新しい曲を練習していかれる

その姿勢が素晴らしいですね。

子どもたちもじっと聴き入っていました。

最後に子どもたちから質問をしました。

年長児は昨年のお話を伺って以来、点字に興味を持った子どもたちが

多かったようです。

「点字ブロックがないところはどうしているんですか」という質問には、

「大抵は家族やヘルパーさんと歩くようにしていますが、

一人の時は縁石などを頼りに歩いています。」

 

「点字はひらがなですか、カタカナですか」という質問では

「点字をなおすときには、カタカナにすることが多いですが、

点字はひらがなでもカタカナでもない字です」という返事でした。

 

「点なのに、なんでわかるんですか」という質問には、

「いっぱい勉強しました」というお答えでした。

 

その他、興味がいっぱいの子どもたちからたくさんの質問がありました。

なお、ピアノの楽譜も点字であるそうです。

また、白杖を上にあげ、首をかしげるなど困った様子をしているときには、

「どうしましたか」と声をかけてほしいそうです。

子どもたちにとっても教職員にとっても学びの多い時間となりました。

スマイルアイさん、ありがとうございました。

 

帰りに、先日できたプールの壁面の点字も触っていただくと、

「し・ろ・や・まですね」とおっしゃってくださいました。